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沈黙は感動を誘う(662) ~婚礼営業マン日記~

おはようございます。
営業レター講師の渡部です。

昨夜は遠方の友人たちとの
“リモート飲み日”でした。

回を重ねると、だんだん慣れてきており、
もはや普通の飲み会の感覚ですね。

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<沈黙は感動を誘う>

~昨日のブログの続き~

昨日は“沈黙”を商談で使う話をした。

が、その威力は仕事だけものもでもない。

例えば、今迄多数の婚礼に出席してきたが
、披露宴はいくつものハイライトがある。

その内の1つが「花嫁からのご両親への
感謝の手紙」
を読むシーン。

ほとんどの人が涙を誘われてしまう。

ここまでは比較的よくあること。

話はさらに最終局面の「新郎からの謝辞」
へとすすむ。

通常、新郎が列席者への感謝の気持ちと
夫婦の新たな船出の決意をのべる場面。

本来そこまで涙腺が緩むシーンでもない。

が私は過去一回だけ、会場全員が目に涙を
ためた場面に立ち会ったことがある。

あまりにも感極まった新郎が、号泣して
冒頭から何も喋らなかった。
いや、喋れなかった。

長い沈黙がつづく。

沈黙が続く中、会場全員がライトを浴びる
新郎を涙しながら見守っている状況。

そしてようやく沈黙を破り、最後の最後に
ほんのひと言だけ絞り出した。

新郎:
『ホ、ホントに
 ありがとうございました・・・』
とだけ。

会場は涙に誘われた人達からの割れんばか
りの拍手に包まれたのはいうまでもない。

本来、人と人は言葉を交換して影響を
与え合うものです。

が、むしろ“言葉を使わない沈黙”こそが
より感動させるものだと再認識しました。



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