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強く押すのではなく、選択肢を差し出す(557)

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

先日、次女がダンス部を引退しました。

高校総体の開催無しの引退ですが

最後に後輩たちと一緒に踊ったみたいで

涙の良い想いでとなったようです。

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<強く押すのではなく、選択肢を差し出す>

婚礼の新規接客では通常、接客の後半に
ロージング場面
がやってくる。

業界ではココが一番の生命線といわれる。

多くのプランナーが肩に力が入る局面。

若い頃の私もご多分に漏れず、ここぞとば
かりに前のめりになっていた。

私:
『お客様、いかがでしょうか?
 この内容で進めてみませんか?』

『とりあえず仮押さえしてみますか?
 無料ですが、それがお勧めですよ』

『次にお越しの際には、もう埋まっている
 かもしれませんよ』


等と、笑顔で強く押す方法をとっていた。

すると多くの結果はこうなった。

お客様:
『・・・・。ちょっと考えます』


いまなら分かる。

私の”売り込み臭さ”が醸し出され、お客様
へ圧を与えていたのだろう。

その後、クロージングの際の“言い回し”
実験的に変えてみた。

私:
『お客様、いかがでしょうか?』

お客様:
『う~ん。まだちょっと考えたいですね』

私:
『そうですよね。そのような方のために、
 一週間無料で会場押さえが出来る“仮
 予約”があるのですが、ご興味ございま
 すか?』

お客様:
『え?そんなやり方があるのですか。
 では、お願いしてみようかな』


こんな具合である。

ポイントは一切の売込みを無くしたこと

その代わりに選択肢を差し出したこと

実際にやってみればすぐ分かるだろうが、
たったこれだけの修正で、会話のリズムが
大きく変わってくるから驚かされる。

クロージングでは

“強く押す” のではなく、

“選択肢を差し出す” 意識で

のぞんでみてください。








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