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お客様をせかさない、あおらない

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

台風19号は本当に大変な災害でした。

さて、本日は登山部の仲間たちと

霊峰・石鎚山への登山挑戦です。

ペースを考えながら楽しんで参加してきます。

*******************
<お客様をせかさない、あおらない>

現役時代ののクロージング場面でのこと。

私:『他のお客様に押さえられてもアレですし、
   先ほど空いていた披露宴会場を仮押さえ
   しておきましょうか?』

お客様:『う~ん、まだ検討段階なんで
     いいです。』

私:『無料で押さえることが出来ますし
   まったくリスクはありませんよ』

お客様:『いえ、本当にいいですから・・・』

私:「・・・・・・」

  
私としては、一度来館されたお客様は

その日になんとか『仮予約』までは

持っていきたい
という思いが強い。

それがあせりを呼びお客様本位の流れではなく

営業マン本位の強引な誘導トークとなっていた。

それに気づいた私は次のように修正した。

私:『お客様がもしご希望でしたら
   無料で先ほどの会場を仮に押さえて
   おくことができますし、もちろん
   電話一本でキャンセルもできますが
   どうされますか?


お客様:『そうですか。でもまぁ、親とも
     相談してからにしたいので・・・』

私:『分かりました。まぁ、頭の片隅にでも
   無料押さえの件を覚えておいてください』

というような内容でトーク終了。

なんとも執着心のない、淡白なセールスだと

思われる方もいらっしゃるかもしれない。

が、セールスとは実はここからが第2ステージが始まる。

その後<感謝ハガキ>や<ユーザーの喜びの声>

<婚礼特別レポート>などの『営業レター』を

スケジュールを組んで段階的に郵送する。

するとどうなるか?

後日かかってくる。

電話が。仮予約をご希望されるお電話が♪

初回の接客場面では売り込みくささを極力無くし

できるだけお客様の『ご要望』を引き出すのに注力する。

そうしておいて、後日『役に立つ情報』を

郵便という方法でお客様にお届けする。

後は勝手にお客様のほうがいろいろ検討されて

電話をかけてきてくださるというわけ。

しかも、値引き要求や無理を言われることは

この場合ほとんどない。

私はこの方法に気づき、実施しはじめてから

本当に婚礼営業が楽しく感じてしまった。

新規来館接客後の『営業レター』を使った

追客フォローセールスを取り入れてからは

初回クロージング時にお客様を追い詰めるような

『愚行』はほとんどしなくなった。

後日、自分の『営業レター』が自分の替わりに

フォロー活動を効果的にしてくれることを

知っているため、安心してその場では見込客を

リファー(放す)ことができる。

また、その安心感からくる余裕のようなものが

目の前のお客様に与える雰囲気にも好影響を

を及ぼしていると感じます。

お客様をあせらさない、あおらないは

やはり営業の真髄
だと思います。



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