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少し早めに手を付けて、ゆっくり進める

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

滞在中の母が今日帰っていきます。

おふくろの味を心から味わった三日間でした。

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<少し早めに手を付けて、ゆっくり進める>

仕事の進め方について最近気づいたことがある。

急いでやるよりも、ゆっくりやる方が

結局早く仕上がり、仕事の質も良くなることに。

例えば会社の稟議書の作成を例にとってみよう。

急いでやる場合のパターンはこう。

稟議書作成に必要なデータや添付資料が

揃っていない状況で作りはじめるから

文章に具体性や整合性が薄れてしまうし

説得性も無くなる。

加えて、誤字脱字の可能性が高くなる。

結果、稟議を上げても途中で誰かにツッコまれ

やり直しの指示が下されることも多い。

一方、ゆっくりやる場合。

焦っていないので、まず必要なデータや

添付資料を揃えることから手を付けられる。

その後資料を基にして本文を書いていけばよい。

本文とデータ&資料の内容が一致しているので

整合性や説得性の高い文章となる。

加えて、材料が手元に揃っているので

作成の手が止まらず、スラスラ書けてしまう。

落ち着いた精神状態で書いているので

当然、誤字脱字といったミスが少なくなる。

結果、質の高い稟議書が出来上がり

誰からもツッコまれず上層部へ上がる。

これは私自身の話でもある。

最初のやり方が、20代の頃の私で

後のやり方が、30代以降の私の姿だった。

世間ではこう言われることが多い。

”仕事はスピーディーに進めさない〟

”業務は効率的に進めなさい〟

”ミスは出来るだけ少なく〟等々。

これは、あくまで結果の要望である。

肝心な途中のノウハウが抜けている。

今の私ならこう伝えたい。

”仕事は少し早めに手を付けて

ゆっくり進めなさい〟
と。

そもそも、なぜ急いでやるのかが問題なのだ。

段取りが悪く、ギリギリのタイミングで仕事に手を付け始めるから。

だから、その後が必然的に追われてしまう。

逆に言えば、そうなってしまうように

毎回、自分がギリギリに手を付け始めている


とも言い換えることが出来る。

これをたった一日でも早く

もっと言うと、30分でも手前の時点で始めると

心の落ち着きが違ってくる。

あとは、ジワリと作業を進めていけるはず。

そう、鍵は少しだけ早めに始めることにあった。

早めに手を付けた後、ゆっくり進めるのが正解。

お恥ずかしながら、これに最近気づけた。

何でも少し早めに始め、ゆっくり進めましょう。



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