おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
昨夜は集中的な大雨でした。
ダムの貯水率の回復を願うばかりです。
*********************
<秘訣は期限を守って少し早めにする>
私の師匠は書籍を70冊以上出版されている。
1冊出すのでも簡単ではないのに、
その数は出版界でも群を抜いている存在。
以前にお会いした時、次の会話になった。
私:
『どうして次から次へと出版のご依頼を
頂けるのですか?』
師匠:
『いろいろなご縁やつながりで話を頂いて、
有り難い限りです』
私:
『出版を続けるコツがあるのですか?』
師匠:
『しいて言うなら“締め切りを守っている”
ことかなぁ』
私:
『それって当たり前の事じゃないんですか?』
師匠:
『いや、この業界は締め切りを守らない人が
たくさんいます。さらに言えば、そんな中で
少しでも早めの提出を心掛けてはいますね』
≪そんな当たり前のことだったのか!≫
まさかオファーの秘訣が「締め切りを守り、
早めに提出すること」だとは思わなかった。
だが出版担当者の立場に立てば想像がつく。
担当編集者もサラリーマン。
例えば、自分の上司である編集長に
『著者が締め切りを守ってくれないんです
よ~』とは報告できない。
自分と会社のために、速やかに仕事を遂行して
くれる著者とタッグを組みたいのは当然。
さらに、そういった著者の情報は業界内の
横のつながりで共有されていくという。
そう、結局一緒なのだ。
営業でも、出版でも、人間関係でも。
“約束を守る”
”相手に配慮し、少し早めに行動する”
これが信頼され、ご縁を手繰り寄せる
唯一の秘訣のようです。
この当たり前の秘訣を、当たり前に
やり続けられるようにしたいです。