おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
昨日の豪雨には、運転中に身の危険を感じました。
そろそろ梅雨明けが待ち遠しいですね。
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<出来る出来ないを曖昧にしない>
~新規営業のクロージング場面~
お客様が成約になるかどうかの勝負どころがある。
その際、成約欲しさにやってしまいがちな事がある。
ご要望や質問に対してつい見通しの甘い回答をする。
例えば、現役時代の私のマズかったケースはこう。
お客様:
『もし、県外ゲストが想定以上に 多くなりすぎたら、
送迎用バスを もう一台余分に準備して貰えますか?』
私 :
『はい、その方向で ちょっと考えてみます』
お客様:
『それに、キャンペーンの 宿泊プレゼントの客室数を
もう少し増やしてもらえま せんか?』
私 :『はい、そこも ちょっと頑張ってみます!』
一見威勢が良いが、その返事には何の根拠もない。
バスは空き状況を確認して、万が一空きが無ければ
本来はお断りしなければならないケース。
また宿泊プレゼントの数を増やす件は、当然上司に
了承をとってから回答しなければならないケース。
そもそも私に即答する権限など無い。
うまくいかなければ、こんな会話になってしまう。
私:
『あの~、先日のバスと宿泊の件 調整はしてみた
のですが、 なかなか難しくてですね…』
お客様:
『えっ!それは話が違いますよ。 この前その方向で
考えるって言ったじゃないですか!』
私:『…。 申し訳ございません…』
最悪の雰囲気になるのは明らか。
目の前の成約欲しさに曖昧な返事をすることは、
後々自らの首を絞めることになりかねません。
出来ることは出来る。
出来かねることは出来かねる。
しっかり確認し、理由を添えながら
誠意を持ってお答えしていきましょう。
えてして悪い結果にはならないものです。