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出来る出来ないを曖昧にしない (#955) ~婚礼営業マン日記~

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

昨日の豪雨には、運転中に身の危険を感じました。

そろそろ梅雨明けが待ち遠しいですね。

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<出来る出来ないを曖昧にしない>


~新規営業のクロージング場面~


お客様が成約になるかどうかの勝負どころがある。


その際、成約欲しさにやってしまいがちな事がある。

ご要望や質問に対してつい見通しの甘い回答をする。


例えば、現役時代の私のマズかったケースはこう。


お客様:

『もし、県外ゲストが想定以上に 多くなりすぎたら、

送迎用バスを もう一台余分に準備して貰えますか?』

私 :

『はい、その方向で ちょっと考えてみます』

お客様:

『それに、キャンペーンの 宿泊プレゼントの客室数を

  もう少し増やしてもらえま せんか?』

私 :『はい、そこも ちょっと頑張ってみます!』

一見威勢が良いが、その返事には何の根拠もない。


バスは空き状況を確認して、万が一空きが無ければ

本来はお断りしなければならないケース。


また宿泊プレゼントの数を増やす件は、当然上司に

了承をとってから回答しなければならないケース。

そもそも私に即答する権限など無い。


うまくいかなければ、こんな会話になってしまう。

私:

『あの~、先日のバスと宿泊の件 調整はしてみた

 のですが、 なかなか難しくてですね…』

お客様:

『えっ!それは話が違いますよ。 この前その方向で

 考えるって言ったじゃないですか!』

私:『…。 申し訳ございません…』

最悪の雰囲気になるのは明らか。


目の前の成約欲しさに曖昧な返事をすることは、

後々自らの首を絞めることになりかねません。


出来ることは出来る。

出来かねることは出来かねる。


しっかり確認し、理由を添えながら

誠意を持ってお答えしていきましょう。


えてして悪い結果にはならないものです。





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