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シンプル商品と充実商品

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

実家の居心地が良くて、

結局、予定より一日多く滞在してしまいました。

今から我が町へ戻り

愛犬の予防注射に行ってきます。

*******************
<シンプル商品と充実商品>

今回実家に滞在中

母親との会話で気になったことがあった。

母:『先日、体温計を買おうと薬局へ行ったら
   電子体温計しかないって言われたのよ。
   従来の水銀体温計が欲しかったのに・・』

とこぼしていた。

確かに、現在の主流は電子体温計で

水銀タイプはもう製造していないと

私も以前に店で言われたことがあった。

年配者からすると

慣れて使いやすいのは水銀タイプ。
(脇に3~4分突っ込んでおくだけでOKだから)

一方で、電子タイプはまず

オンオフのスイッチが固い場合がある。

しかも、母親が購入したものは

計測時間が約10分もかかるタイプで

なおかつ完了アラームの音量がやたら小さい

しかも、いつかは電池も切れてしまう

〝昔からある体温計で十分なのに・・・〟

と年配者が思うのはある意味自然なこと。

こういったことは、私も経験がある。

以前、ホームセンターへ

自転車の空気入れを買いに行った時のこと。

娘たちの通学用の自転車に空気を入れるため

一番シンプルなタイプが欲しかった。

が、コーナーに置いてある空気入れは

空気圧が計測されるメーターが備わってたり

本格的なロードバイク用のものだったり

お値段もやたら高い。

昔からあるシンプルな空気入れ

どこをどう探しても見当たらない。

以前から感じていたが

どうも日本のメーカーは、やたらに

装備や機能を充実させたがる傾向がある。

もちろん、それを好む顧客もいるが

そこまで望まない顧客も存在する。

これは、私が提供してきた婚礼商品にも言える。

私も現役時代、商品単価を上げる為に

不必要かもしれないオプションを

パッケージ商品に組み込んだこともあった。

充実した商品をつくったのはいいが

顧客が比較対象できやすいように

もっとシンプルな商品も同時に掲げておくべきだったと

今は反省しています。

シンプルな商品と充実した商品を

両方ご提案していくことが

良心的なご案内の仕方だと思います。



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