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記憶力よりも記録力が自らを助ける (#2103)~婚礼営業マン日記

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

先週はイベントが多かったですね。

今週は落ち着いて仕事をする週です。

*********************

<記憶力よりも記録力が自らを助ける>


誰でも「記憶力」は重要だと思っている。


特に日本の受験では、暗記レベルが即合否に

関係してくるほど重視されてる。


では「記録力」の言葉はご存じだろうか?


文字通り、目の前であった事、聞いた事を

正確に記録していく能力。


学生時代にこれを言われることは殆ど無い。


だがビジネスでは、とりわけ婚礼プランナー

にとっては非常に大切な能力となるのだ。


打合せでは様々な方向へ話が展開する。


一見何気ない会話のようでも、担当者は

そんな時でも留意しなければならない。


例えば、初回打合せ時の次のような会話。

ご新婦:

『挙式終了後に、テラスで何か心に残る

 セレモニーをやってみたいわ』

私:

『例えばどんな内容のものですか?』

ご新婦:

『う~ん。今は思いつかないけど、あまり

 他の人が過去にやってない事がいいな』

ご新郎:

『あ、だったら僕もその時サプライスで何か

 笑いをとることをやってみたいな~』

私:

『ゲストと共に何か楽しめるワンシーンを

 考えていくのは今後楽しみですね』


この時2種類のプランナーがいる。


この会話のポイントを記録する担当者と、

記録せず記憶に頼ろうとする担当者に。


記憶に頼る担当は失念の可能性が高くなる。


今後の打合せでは、検討項目というものが

それこそ50も100もでてくる。


すると当初の2人の言葉の記憶が

薄れてしまっても何ら不思議ではない。


担当者だけでなく、発言した本人自身も

忘れてしまうことも少なくない。


結局、あやふやにしたまま当日の挙式を

迎えてしまうリスクに直面してしまう。


これを避けるために記録することが重要。


打合せシートに、お客様のどんな些細な

要望でも書き留める癖をつけたい。


それをしておけば、後で読み返して

整理する事ができミスを防げるのだ。


結局、記憶力よりも記録力が自らを

助けてくれる場面が頻繁に起きてくる。


私自身が何度も犯した過去の失敗から、

自然とやり始めた防止策でもあります。


学生時代は「記憶力」こそが重要。


ですが社会人は「記憶力」と「記録力」

の両方が必要になってくるようです。




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