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お客様が断った理由を鵜呑みにしない (#2085)~婚礼営業マン日記~

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

今夏のイベントがほぼ終了しました。

例年にも増してヘビーな夏でした。

残りは少しゆっくり過ごします。

*********************

<お客様が断った理由を鵜呑みにしない>


当然だが、営業は断られることも多々ある。


結果が全ての世界だから、その時のダメだった

理由などどうでもいいと思うかもしれない。


だが、それがどうでもよくないのだ。


「相手が断りたくなった要因・理由」が必ず

あるはずで、それを知ることが「断わられた」

経験を価値に変えられる事につながる。


現役時代の私はそこを曖昧にしていた。


例えば、お断りのお電話を受けたパターン。

私:

『その後、会場決めの活動はいかがですか?』

新郎新婦:

『え~、まぁ、じつは他で決めまして…』

私:

『え?そうでしたか…他社のどこが

 当社より良かったのでしょうか?』

新郎新婦:

『価格や全体的に何となく良かったので…

 すみません…』

よくこんな感じの会話で終わっていた。


その後、上司へは

『競合先との価格勝負で負けちゃいました』

と報告していたが、これが間違いのもと。


「価格」で負けていたというよりも、恐らく

「営業力と人間力」で負けていたのだ。


相手が「価格」を口にしたからといって、

それを鵜呑みにしてはいけない。


経験上、担当者への不満や物足りなさが原因の

場合、このフレーズを持ち出されやすいから。


つまり真因は他にあると考えて間違いない。


それを知ろうとしないから、改善も出来ないし

成長スピードも遅くなる。


断られた際には、頭を下げて本気で伺えば、

本音を教えてくれる方もでてきます。


お客様が断った最初の言葉を鵜呑みにせず、

しっかりと真の理由を確認してみてください。




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