おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
昨夜の巨人の逆転サヨナラ勝利!
怒涛の6連勝に酔いしれた夜でした。
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<打合せ中にクレーム防止の布石を打つ>
どんな仕事にも「クレーム」が付きもの。
どんなに細心の注意を払っていても、
人間がやる以上ミスが発生してしまう。
一般に「クレーム対応」とは文字通り、
クレームが発生してから対処すること。
起こってしまったら誠実に応対するしかない。
医療で例えると「対処療法」だ。
だが、もうひとつ重要な観点がある。
それは仮にミスが発生しても大きなクレームに
ならぬよう事前に布石を打つこと。
こちらは「予防医学」の考え方。
私の現役時代の予防の一例はこんな感じ。
①夏季シーズンのチャペル結婚式ではエアコン
が効いていても大人数の場合は暑くて不快に
感じる方もおり、クレームのリスクがある。
事前の打ち合わせ時にこう布石を打つ。
私:
『当日は暑く感じるかもしれませんが、ご新郎
新婦の情熱とゲストの熱気でそうなる場合も
あります。盛大な式だったという証明です』
あるいは、
②披露宴最中の花火の演出シーンで、各卓に
仕込んであった遠隔操作用花火が予定通りに
着火しない卓も発生する。これもお二人から
すれば後々残念なシーンとなってしまう。
事前の打ち合わせ時にこう布石を打つ。
私:
『ゲストの中には盛り上がりすぎて、つい卓上
の装置をイジる方がいます。その場合は花火
導線が乱れ、着火に影響が出る時もあります
が、まぁそれも想い出になりますよね』
いかがだろうか?
もちろん、これで主催者のクレームを完全
に押さえ込められるわけではない。
だが少なくとも、そうなる可能性と理由を
先にお知らせしておくことで、大事になる
のを緩和することは可能なのだ。
発生してからの対処はもちろん重要です。
それに加えて、
「事前にクレーム防止の布石を打つ」
も意識して取り組んでみてください。