おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
自宅の周りでは田植えの最盛期。
ゲロゲロと蛙の合唱がにぎやかです。
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<強く押すのではなく、選択肢を差し出す>
婚礼新規接客の後半のクロージング局面。
業界ではココが一番の肝と言われていた。
多くのプランナーが肩に力が入る局面。
若い頃の私もご多分に漏れず、
ここぞとばかりに前のめりになっていた。
私:
『お客様、いかがでしょうか?
この内容で進めてみませんか?』
『とりあえず仮押さえしてみますか?
無料ですしお勧めですよ!』
『次にお越しの際には、もう埋まっている
かもしれませんよ』 などと。
すると多くの結果はこうなった。
お客様:
『…。ちょっと考えます』
いまなら分かる。
私の売り込み感が圧を与えていたのだろう。
その後、試しに言い回しを変えてみた。
私:
『お客様、いかがでしょうか?』
お客様:
『う~ん。まだちょっと考えたいですね』
私:
『そうですよね。そのような方のために、
1週間程無料で仮押さえ出来るのですが、
興味ございますか?』
お客様:
『え?そんなやり方があるのですか。
では、お願いしてみようかな』
ポイントは一切の売込みを無くしたこと。
代わりに選択肢を差し出してみた。
実際にやってみればすぐ分かるだろうが、
たったこれだけの修正で、会話のリズムが
好転してくるから驚かされます。
クロージングでは、
「強く押す」はなく「選択肢を差し出す」
意識でのぞんでみてください。