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強く押すのではなく、選択肢を差し出す (#2013)~婚礼営業マン日記~

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

自宅の周りでは田植えの最盛期。

ゲロゲロと蛙の合唱がにぎやかです。

*********************

<強く押すのではなく、選択肢を差し出す>


婚礼新規接客の後半のクロージング局面。


業界ではココが一番のと言われていた。

多くのプランナーが肩に力が入る局面。


若い頃の私もご多分に漏れず、

ここぞとばかりに前のめりになっていた。

私:

『お客様、いかがでしょうか?

 この内容で進めてみませんか?』


『とりあえず仮押さえしてみますか?

 無料ですしお勧めですよ!』


『次にお越しの際には、もう埋まっている

 かもしれませんよ』 などと。


すると多くの結果はこうなった。

お客様:

『…。ちょっと考えます』


いまなら分かる。

私の売り込み感が圧を与えていたのだろう。


その後、試しに言い回しを変えてみた。

私:

『お客様、いかがでしょうか?』

お客様:

『う~ん。まだちょっと考えたいですね』

私:

『そうですよね。そのような方のために、

 1週間程無料で仮押さえ出来るのですが、

 興味ございますか?』

お客様:

『え?そんなやり方があるのですか。

 では、お願いしてみようかな』


ポイントは一切の売込みを無くしたこと。

代わりに選択肢を差し出してみた


実際にやってみればすぐ分かるだろうが、

たったこれだけの修正で、会話のリズムが

好転してくるから驚かされます。


クロージングでは、

「強く押す」はなく「選択肢を差し出す」

意識でのぞんでみてください。





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