おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
今日は完全オフの日。
妻とゆっくり過ごします。
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<警戒心を解くことが先>
私の姉がチワワ犬の「クー」を飼っていた。
昨年に天国へ旅立ってしまったが…
飼い初めの頃に実家で初めて会ったが、初めて
会った私にはなかなか寄り付こうとしない。
私が触ろうとしても警戒され逃げられて、
『ウ~』と唸り声をあげられる始末。
結局、懐かれないまま時が過ぎて行った。
いつしかクーと仲良くなることを諦めていた私
は、実家でも彼を追いかけなくなっていた。
するとその雰囲気に警戒心を緩めたのか、クー
の方から私の周りをチョロチョロするように。
そのうちなんと私の手から直接、
おやつを食べるようになったのだ。
何でも犬が人の手から直接モノを食べるのは、
完全に相手に気を許している場合だけらしい。
不思議なことに、犬を追いかけるのを
やめた途端に犬のほうが私に近づいてきた。
知らぬ間に警戒心を解いてくれたいたのだ。
ハッと気づかされた。
≪これって営業場面でも同じことだぞ≫
私たち営業パーソンは売ろう売ろうと、
ついついお客様を追う心理が働く。
すると何となく相手も警戒心が働き、
逆に少し距離を取ろうとしてくる。
ここまでは犬と一緒。
さらに売るのを一旦脇に置いて、相手の興味の
ある情報をお届けする事だけに注力してみる。
するとお客様は警戒心を緩め、その情報に
手を出してくださるようになる。
最終的には警戒心を解き、直接のコニュニケー
ションが取れるというところまで全く同じ。
なんと結局、動物も人も一緒とは。
チワワの「クー」にコミュニケーションの
秘訣を教えられた話でした。