おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
日中は暖かな気温ですが夜は冷え込みます。
1日の寒暖差に留意したいと思います。
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<商談時間はホドホドに>
現役時代、私の新規接客にかける所要時間は
約2時間程。長くても2時間半といった具合。
商談は内容もさることながら、
その所要時間もじつは結構重要なのだ。
短すぎてもクロージングまで進めないし、
長いと相手の集中力が急降下してしまう。
その意味において2時間は、短すぎず長すぎず
の程々の時間だと感じていた。
一方で住宅や婚礼などの販売現場では、どうし
てもこんな圧力がスタッフにかかりやすい。
≪来たお客様は一組も逃がすな≫
≪他会場に行かれる前に何とか決めてもらえ≫
≪せっかくお客様と話せる機会なのだから、
もっと誠意を伝えて粘れ≫
これではお客様もいずれ気付いてしまう。
≪この担当者なんか強引だなぁ…≫
≪なんか妙に粘ってくるなぁ…≫などと。
こなると商談そのものの空気が重くなり
明らかに逆効果となりやすい。
しかも初回の印象が悪くなるため、その後の
電話やメールも相手にされなくなる。
営業だから、ある程度の執着心が大切なのは
間違いない。
問題はその執着心をそのまま粘りの接客に
繋げてしまうと反作用が起こるのです。
ぜひこのパラドックスに注意して、
接客時間を再確認してみてください。