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営業手法も変化していく (#1828)~婚礼営業マン日記~

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

今日は完全オフです。

年賀状の準備でもして、

午後から温泉でも巡る予定です。

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<営業手法も変化していく>


高校時代の友人達は様々な職に就いている。


銀行員や公務員、薬のMRや菓子作りの職人

など、じつにバリエーション豊か。


彼らと話すると“業界の色”が見えてくる。


皆それぞれの特徴があるのだが、とくに

印象深いのが薬のMRの仕事。


MRとは医薬情報担当者のことだが、

要するに薬専門の営業マンのこと。


以前の私とMRの友人の会話。

私:

『薬を売るためには、最新の薬情報を持って

 理論武装してから医師と面談するの?』

友人:

『イヤ、医者と薬の話は一切しないよ。

 軽く世間話をすると夜の食事会の予定を

 詰めたりすのが俺のやり方さ』

私:

『え?それって接待をするってこと?

 医者からすると薬の比較効果などの情報を

 営業マンから聞きたいんじゃないの?』

友人:

『正直言ってどこの薬も成分も効果も似たよう

 なもん。つまりどの薬を使用してもさほど

 差はない場合が多いのが実情なんだ。』


この会話から分かったのはこの業界で必要なの

は薬の商品力と共にそれを売るMRの接待力。


「薬を処方する医者といかに懇意になるか」

他社との勝負の生命線だったという。


ただし上記は過去の話。

MRの友人は先日こう言っていた。

友人:

『業界ではMR不要論が叫ばれ始めたよ。

 もう昔の接待攻勢など完全に絶滅したよ。

 たった十数年でこんなに激変するなんて…』


聞いていて、一つの職種の営業手法さえも

時代の変化に淘汰されていくのを感じました。




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