おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
巨人が対ヤクルト3連勝!
やっとエンジンがかかったみたいですね。
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<個人通信は諸刃の剣?>
~昨日の続き~
レター営業では一定の見込み客が、成約へと
ランクアップしてくださる時が必ず訪れる。
嬉しい瞬間だが、気をつけて欲しい点がある。
まずは現役時代の私の大失敗話。
新規担当だった当時、成約に繋がった案件を
施行プランナーへ引き継いでいた。
業界ではよくあるリレー方式である。
当時の私は成約にすることがゴールなので、
その時点でレターフォローを終了していた。
そんなある日、成約後の新郎から電話が。
新郎:
『渡部さん!なんか、渡部さんに対して
新婦が怒ってるんですよ!』
私:
『えっ、それはどういうことでしょうか?』
新郎:
『あれだけ送ってくれていたレターが成約に
なった途端に止んだことが残念で、非常に
不信感をもったみたいなんです…』
私:
『そ、それは誠に申し訳ないことを…』
新郎:
『渡部さんがこれ迄してくれた対応を喜んで
いたのに…。なんか釣った魚には餌を
やらないみたいに感じたらしくて…』
こんな感じのやりとりだった。
私はスグご新婦の自宅へ向かい、大粒の冷や汗
をかきながらお詫びしたのは言うまでもない…
失敗の理由が今なら分かる。
個人通信の威力に対する認識不足だった。
与える影響は想像以上だったらしい。
お客様心理からすると、私の人間味満載の
ツイてる通信を成約の途端に止めたのは、
最悪のタイミングだったことになる。
≪本当に私が浅はかだった…≫
その後は婚礼が無事終了するまで、通信を
送り続ける事にしたのは言うまでもない。
すると、よりお二人との打合せが
上手く進むようになったのだ。
個人通信は超強力なツールである一方、
使い方を間違えると諸刃の剣になり得ます。
十分留意して活用していきましょう。