おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
今夜は経営者の勉強会の日です。
その後は講師を囲んでの懇親会。
今日も非常に楽しみな一日です。
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<働く喜びと認めてもらう喜び>
先日、久々に心理学系の本を読んでみた。
「自分の働き方」を考えさせられる内容。
人の働く目的にはいくつかあるそうだが、その
中に“劣等感と虚栄心”というものがある。
簡単にいえばこうだ。
“他人よりも劣っている自分に不足感を抱き、
周囲に自分を良く見せたいという欠乏欲求”
初めてこれを読んだ時、正直
≪別に悪い方法ではないと思うけどなぁ…≫
≪それで仕事能力が上がり成長できるなら、
むしろ必要な感情ではないか≫
などと思っていた。
だが本を読み進める内に考えさせられた。
“劣等感と虚栄心”が原動力で働き続けると、
成功する場合もあれば、しない場合もある。
だがそのどちらにしても、いずれ虚しい気持ち
に行きついてしまう”と書かれていたのだ。
“会社や周囲が認めてくれるという喜び”で
働き続けるから、途中で「自分は一体何のため
に働くのか??」になってしまうらしい。
働く喜びと認めて貰う喜びは根本的に違う。
仕事そのものに面白みを見出している人こそが
“本当の成功者”だと、その著者は結んでいた。
このことには私達も気を付けたい。
成功を目指して数字を追い求めるのは当然だし
、バンバンやって欲しい。
ただしそれは仕事に面白みを発見し、人との
関わり合いの楽しさを味わったその先にこそ、
本来あるべきものだと思うのです。
そんなことを考えさせられた一冊でした。