おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
本日は次回の研修の準備を進める日です。
夜からは日本選手の五輪競技が目白押しですね。
高木選手、坂本選手らの奮闘を願っています。
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<ご興味があるかないかを確認する>
販売や営業は常々奥の深いものだと感じる。
同じ事でも少し視点を変えてやり方を修正する
だけで結果が変わってしまう事はよくある。
例えば婚礼の新規接客の後半に、カップル様へ別
のイベントを案内し次の再来館に繋げたい場合。
最初の頃の私は次のように案内していた。
私:
『お二人が未体験のイベントが次の日曜日にある
のですが、ぜひ参加されてみてください。』
お客様:
『え?来週の日曜日ですか?』
私:
『せっかくの機会なので是非いかがですか?』
お客様:
『ちょっと、来週は別の用事が…』
売り手の私の焦りというか、前のめりで案内した
雰囲気がどうしても前面に出てしまっていた。
今なら分かる。それが売り込み臭さを生み、
お客様に躊躇させていた原因だったことを。
これは下手な組み立て方。
結果、言い回しを次のように変えてみた。
私:
『ところでお客様が未体験の〇〇の婚礼イベント
があるのですが、それって興味ありますか?』
お客様:
『そうですね。気にはなりますね』
私:
『今でしたら今月の〇〇日と来月の〇〇日にまだ
予約の空きがありますが、どうされますか?』
お客様:
『では、来月の〇〇日でお願いします』
何が変わったのかお分かりだろうか?
そう最初の私の質問がお客様へ、単純に“興味が
あるかどうか”だけに絞っている点。
こう聞かれると、流れ的に大半のカップル様は
『興味がある』と答えていただけるもの。
なぜなら、そもそも“婚礼に興味があるから相談
にお見えになっている”という前提だから。
さらに『興味がある』と答えた方へ予約の空きの
候補日を2つか3つ示せば予定の入っていない
候補日に参加して貰える率が高まるのだ。
イベント参加を促すという目的は同じでも、
少し切り口を変えると結果が違ってくるのです。
ぜひ参考にしてみてください。