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接客時間はホドホドに (#1171)~婚礼営業マン日記~

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

昨日はFacebookで様々な方からお祝いの

メッセージカードをいただきました。

やっぱり嬉しいものですネ。

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<接客時間はホドホドに>


現役時、新規接客にかける所要時間は約2時間

だった。長くても2時間半といったところ。


商談は接客内容もさることながら、

その所要時間もじつは大変重要。


短すぎるとカウンセリング型の「3段階接客法」

でのセミクロージングまで行き着かないし、


長すぎるとお客様の集中力が低下し、イライラ

させてしまう恐れもあるから。


その意味において約2時間は短すぎず長すぎずの

丁度ホドホドの所要時間だと感じていた。


だが一方で住宅や婚礼などの営業現場では、どう

しても次のような声の圧力がかかりやすい。


≪来たお客様は一組も逃がすな≫

≪せっかくお客様と話せるチャンスなのだから、

 誠意を伝えて出来る限り粘れ≫

≪他の会場に行かれる前に何とか決めてもらえ≫

などという有形無形の声が…。


この考えで接客を進めている担当者には、

遅かれ早かれお客様の方も気づいてしまう。

≪この担当者なんか強引だなぁ…≫

≪なんか妙に粘ってくるなぁ…≫


だが粘ったものの結果は期待に反しやすい。


そうなると商談そのものの空気が重くなり

明らかに逆効果となる。


しかも初回の印象が悪いため、その後の電話や

メールでのフォローも相手に警戒されてしまう。


営業である以上執着心が大切なのは間違いない。


ただそれをそのまま“粘りの接客時間”に繋げて

しまっては反作用が起こってしまうのです。


ぜひこのパラドックスに注意しながら、

接客時間を組み立ててみてください。




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