おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
今日は契約などの書類関係をこなす日。
モーツァルトを聞きながらテキパキやります。
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<断る選択肢をもつ>
営業では時に高い要望が発生する場合がある。
例えば、
お客様:
『もう少し金額どうにかなりませんか』
『どうしてもこの金額内に収めたいのです』
『あの特典も付けて欲しいのですが』
たまに出てくるフレーズだろう。
大半の企業には“ここまでならお客様の要望に
合わせてもいいよ“という許容ラインがある。
それを超えてくるレベルの案件は
個別に責任者が判断するのがふつう。
問題はさらにそれを超えてくる場合だ。
結論から言うと、
安易に要望を呑まないほうがいい。
なぜならそれをするとその後の主導権がお客様に
完全に渡ってしまう恐れがあるから。
色々な意味でその後の打合せが先方ペースで
進んでしまい、やりにくくなるのだ。
またその後の要所要所で、さらなる無理な要望が
発生する可能性も高くなりやすい。
これこそが、営業スタッフが振り回されて
疲弊しやすくなる原因の素なのだが…
結論は、明らかに「無理」「理不尽」だと感じた
時は「お断りする」ことが必要になってくる。
私がやっていたのは、正直に「できかねる理由」
をハッキリとお伝えする方法。
それでも強引に要求してきた場合はどうか?
評価を落とさずダメージを最小限にするには、
誠実に「代替案」を出すことをお勧めする。
そうすれば、断りながらも心証を悪くせず
次につなげていくことができるのです。
断りたい時は「理由」と「代替案」を用意して
誠意をこめてお断りしましょう。