成約率で苦戦されている企業様に特化した新規営業教育を行っています

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

昨夜の深夜未明の地震にはビックリしました。

地震大国を改めて意識してしまいますね。

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＜ご案内は“松竹梅理論”を活用する＞

～昨日の続き～

前回はホームセンターでの買い物場面の話。

あの“生木専用ノコギリ”を選んだ場面で、

実は非常に関心させられた事があった。

その店員さんは私に対して、見事に

“松竹梅理論”で案内をしてくれたのだ。

実際のそのシーンをご紹介したい。

大型店なので多種の品を揃えてあった。

その時の私と店員のやり取りが以下だ。

私：

『沢山ありますが、どれが良いのですか？』

店員：

『ご予算もあるでしょうから、当店では

　このクラスから用意してます』　 ←【梅】

私：

『生木を切る目的ですが、大丈夫ですか？』

店員：

『それなら少々値が張りますが、こちらが

　切れ味抜群ですよ』 ←【松】

私：

『う～ん、それ結構値が張るんですね』

店員：

『ちなみに売れ筋なのはこちらの中間タイプです

　。これなら間違いないと思いますが』←【竹】

私：

『では、それでお願いします！』

どうだろうか？

通常ノコギリだけで数十本も並んでいれば、

まず素人には何を買っていいのか分からず悩む。

品揃えが良いのは一見長所だが、こと素人の場合

選択するのが難しいという短所にもなりえる。

その短所を店員の的確な案内で長所に

もっていっていることが見事であった。

店員は【梅】→【松】→【竹】の順番で商品を案

内してくれ、見事に竹と私をマッチングさせた。

かくして私にとっては最適な品と満足感の両方

を得て買い物することができたのでした。

この“松竹梅理論”は様々な現場で活用できる

ので、ぜひお試しください。