おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
扁桃腺はほぼ完調しました。
今日からまたバリバリモードでやりたいです。
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<2人の店員の対応の違い>
以前に実家の庭木を切る手伝いをした時の話。
実家のノコギリは切れ味が悪く、作業前に新品を
近くのホームセンターへ物色しに行ってきた。
~工具コーナーでの店員との会話~
私:
『家の庭木を切るノコギリを買いにきました』
店員:
『その庭の木は生木ですよね?』
私:
『ええ、そうですが』
店員:
『それならノコギリや電動ノコギリではダメです
よ。チェーンソーでなければ』
私:
≪え?本当にそんな大げさな工具が必要かな…≫
店員は木の幹の太さなど特に確認もせず、生木と
いうだけでいきなりチェーンソーを勧めてきた。
結局、何となく腑におちなかった私は
すぐには購入せず、別の店へ行ってみた。
~2店目のコーナーでの店員との会話~
私:
『家の庭木を切るノコギリで、どのタイプに
するか迷ってるのですが』
店員:
『庭木であれば、生木ですよね?』
私:
『ええ、直径20㎝程の太さです』
店員:
『それなら、通常のノコギリで十分ですよ』
私:
『え?電動工具でなくても大丈夫ですか?』
店員:
『その幹の太さなら“生木専用”のノコギリ”が
あるのでそれで十分でしょう』
私:
『値段も手頃だし、それに決めます』
結局、その店員さんが勧めてくれた
ノコギリを購入したのだった。
実家に戻り、すぐさま作業を開始した。
結果はというと、手動の“生木専用”の
ノコギリでまったく問題は無かった。
客が何を解決しようとしてその商品を探しに
来たのかを探るヒアリング力
さらには、その把握した要望に沿った
適切な商品を提案するための知識力
この点において、二人の店員の力量の差は
明らかでした。
自分も同じような間違いを犯してないか
ひとつの教訓にしたいと思った出来事です。