おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
昨夜娘から、自宅のカギを紛失して
落込んでいるという連絡が入ってきました。
やはり親子は似るのですネ…
私もよくお金や鍵を落としていましたから。
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<心にフックをかけるトーク>
~昨日の続き~
ここ迄の【カウンセリング】で要望がつかめたら
、ここからは【プレゼンテーション】へ進む。
婚礼や住宅の場合はショールーム等と呼ばれる。
まず、このセリフで場面が切り替わる。
プランナー:
『お話を聞かせて貰いありがとうございます。
では希望を踏まえながら館内をご案内します』
婚礼の場合にはここからブライズルーム、挙式場
、披露宴会場、二次会場、客室など案内する。
ある種ここがハイライトとなる場面だ。
非日常の空間をご新郎新婦に体感して
もらうことに注力してほしい。
この場面の肝が「心にフックをかけるトーク」。
次の流れを意識してほしい。
①施設の機能・特徴を伝える
↓
②お客様のメリット(利点)を経由させ
↓
③お客様の要望にマッチングさせる
1つ例をご紹介しよう。
お客様のニーズが『ゲストに快適に泊まってもら
いたい』だったとする。
お客様を客室へ案内し次のトークをする。
①の箇所のトーク
担当者:
『こちらがスタンダードなツインルームです。
30㎡あり、景色も抜群ですよ』
お客様:
『わー広くて眺望も素敵ですね。浴室もバスタブ
とは別にシャワーブースもあるのですね!』
②の箇所のトーク
担当者:
『じつは只今キャンペーン中でして。決めて貰え
た方には最大〇〇室プレゼントしてます』
お客様:
『え?本当ですか!』
③の箇所のトーク
担当者:
『客室ぶんは我々が負担させて頂きますので、
ご安心して大切なゲストをお招きください』
お客様:
『うわ、助かります~』
どうだろうか?
これは実際に私がよくやっていたトーク。
お客様は会話の後半では、このように
思ってくれた可能性が高まったはず。
お客様
≪これなら友人達にも快適に過ごせて貰え
るぞ。しかも自分たちの負担なしで!≫
お客様がそう思った瞬間が、ずばり
メリットと要望がマッチングされた瞬間だ。
お客様はこの“感触”が後々まで強烈に残る。
そしてこの一連の流れが
「お客様の心にフックをかけるトーク」
として組み立てられているのです。
この要領でショールーム中の2~3か所で、
お客様の心にフックをかけられれば完璧ですね。
~明日は「他人の例トーク」です~