おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
女子ソフトボールがまたやってくれましたね。
目を疑うようなスーパープレーの続出で金メダル。
最近やや寝不足気味ですが、仕方ありません。
*************************
<後手は致命的になってしまう>
~現役時代の接客場面の話~
そのお客様は1年前の入籍日と同じ日に、気にいった
ある会場でのご披露宴を希望されていた。
が、あいにくその日は既に予約で一杯。
担当の私はその会場以外の別の部屋を勧めたのだが…。
数日後、お客様から仮押さえキャンセルの連絡がきた。
焦った私は何とか挽回しようと、お客様の第一希望の
会場で、なんとか遅い時間帯の枠を設定した。
その後、急いでお客様のご自宅を訪問し再提案した。
私:
『第一希望でいらっしゃった あのホールでのナイト
ウェディングではいかがでしょうか?』
お客様:
『残念だけど、たまたま希望日に 空きがあった別の
ホテルに 決めてしまいました。 始めてお伺いした
日にその提案をしてくださってたら良かったのに…』
私:
『な、なんとかもう一度検討して 貰えませんか?』
お客様:
『あちらの親御さんとも 話し合ったことですから…』
時すでに遅しである。
≪初来館時にもっとニーズを汲み取っていればなぁ…≫
同じ提案でもタイミングでその効果は半減してしまう。
顧客の心理や周囲を絡めた状況は刻々と変化するもの。
後手後手は致命的な結果となってしまう。
それを心底思い知らされた一件でした。
後手になる前に打てる手を繰り出しましょう。