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後手は致命的になってしまう (#970) ~婚礼営業マン日記~

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

女子ソフトボールがまたやってくれましたね。

目を疑うようなスーパープレーの続出で金メダル。

最近やや寝不足気味ですが、仕方ありません。

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<後手は致命的になってしまう>


~現役時代の接客場面の話~


そのお客様は1年前の入籍日と同じ日に、気にいった

ある会場でのご披露宴を希望されていた。


が、あいにくその日は既に予約で一杯。

担当の私はその会場以外の別の部屋を勧めたのだが…。


数日後、お客様から仮押さえキャンセルの連絡がきた。


焦った私は何とか挽回しようと、お客様の第一希望の

会場で、なんとか遅い時間帯の枠を設定した。


その後、急いでお客様のご自宅を訪問し再提案した。

私:

『第一希望でいらっしゃった あのホールでのナイト

ウェディングではいかがでしょうか?』

お客様:

『残念だけど、たまたま希望日に 空きがあった別の

 ホテルに 決めてしまいました。 始めてお伺いした

 日にその提案をしてくださってたら良かったのに…』

 私:

『な、なんとかもう一度検討して 貰えませんか?』

お客様:

『あちらの親御さんとも 話し合ったことですから…』

時すでに遅しである。


≪初来館時にもっとニーズを汲み取っていればなぁ…≫


同じ提案でもタイミングでその効果は半減してしまう。

顧客の心理や周囲を絡めた状況は刻々と変化するもの。


後手後手は致命的な結果となってしまう。

それを心底思い知らされた一件でした。


後手になる前に打てる手を繰り出しましょう。





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