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販売後のお客様を大切にし続ける(617) ~婚礼営業マン日記~

おはようございます。
営業レター講師の渡部です。

昨日のFC今治戦は後半追いつかれドロー。
やはりJリーグの舞台は甘くないですね。

しかし負けなかったのは評価できます。
再来週も参戦予定です。

*******************
<販売後のお客様を大切にし続ける>

皆さんは、販売後のお客様をどれくらい
大切にフォローしているだろうか?

世の営業パーソンの多くは「成約前の見込
み客」
へ意識を集中し、時間とエネルギー
を投入する傾向がある。

つまり、一度販売したお客様へのフォロー
が手薄となる営業マンがじつに多い。

若い頃の私自身がそのタイプだった。
当時は毎月のノルマを考えれば、それが
「手っ取り早い」と思っていたからだが。

しかし、本当に売れ続ける営業パーソンの
思考と行動はどうやら“逆”らしい。

以前に雑誌で読んだ、地方で新車の営業マ
ンをしているAさんの話。

この人は10年近くにわたって、全国で
トップレベルの営業成績を続けている。

10年近くトップに君臨するのは、並大抵
のことではない。

以下はその時のインタビューのやり取り。

記者:
『車をたくさん売る秘訣は何ですか?』

Aさん:
『私の場合、以前のお客様がお知り合いを
 ご紹介くださることが多いのです』

記者:
『つまり紹介案件が多いのですね?何か
 特別なことをされているのですか?』

Aさん:
 『いや~、何も特別なことなどしていま
 せん。しいて言えば、顧客から携帯にか
 かってくるお困りごとの電話には、年中
 24時間体制で対応するようにはしてい
 ます』


記事を読むと、Aさんは自分の私用携帯の
連絡先を全ての顧客へ教え、いつ連絡が入
ってもすぐに対応しているという。

それこそ、真夜中の路上で車のタイヤが
パンクしても駆けつけているという。

≪それだ!≫と思った。

ここまで顧客へフォローし続ける車の営業
マンはほとんど存在しないだろう。

ここまでの対応をされれば、顧客は喜び、
心から信頼してしまうもの。

自分の周囲の誰かが車を買うと聞けば、
ついつい紹介したくなるのも頷ける。

じつは現役時代の私自身は、この「紹介営
業」が不得手なタイプだった。

社内にいた「紹介営業」が得意な同僚を見
習って、その力をつけていたらと今でも少
しだけ悔いが残っています。

真新しい新規客を成約へ結びつけるのは
もちろん重要なこと。

しかし安定的な営業活動の観点からすれば
“販売後のお客様を大切にし続ける”ことが
最も大事なことをAさんから学びました。



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