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商品力はコミュニケーション力で補う(462)

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

本来なら今日はFC今治のホーム開幕戦。

当然、コロナ問題で延期措置。

こんな時こそアマゾンプライムが

力を発揮してくれています。

*****************
<商品力はコミュニケーション力で補う>

~現役時代の頃の話~

職場には2社の印刷会社の営業担当者が
出入りしてくれていた。

ホテルというところは、膨大な印刷物の
需要が日々発生している。

ブライダルフェアのチラシや婚礼商品の
パンフレットなどを作る際には、2社の
営業マンにそれぞれデザインコンペと
相見積もりを依頼するのだがここに
両社の個性が表れることとなる。

A社の提案内容はデザイン性がいい。
社内に腕の良いデザイナーがいるのか
毎回それなりの見栄えのモノを提案
してくれている。

B社の内容はデザインがイマイチ。
素人の私が見ても、毎回
≪なんか物足りない内容だなぁ~。
 本当にプロのデザイナーを雇ってる
 のかなぁ~≫
と感じるものが提案されてくる。

と、ここまでなら読者の皆様はA社の方が
より多くの仕事を受注するのが当然のよう
に思われるかもしれない。

が、結果はほぼ半々な仕事の受注状況。

なぜか?

答えは営業担当の動きにあった。

A社担当は、忙しいのか性格なのか
お願いした案件の進み具合がやや遅い
傾向があった。

また、その進捗経過の報告も無いことが
多く、こちらから電話をして確認すること
もしばしばにあった。

一方B社担当はゆとりがあるのか性格なの
か、一度仕事が始まるとリズム良く訪ねて
来てくれる。

また、進捗具合をちょくちょくメールで
報告もしてくれていた。

ある意味私にとって”背中のカユイところ
までケア出来る”営業担当者
だったのだ。

結果、両社は上手い具合の分量で
受注の棲み分けがなされていたのだ。

仮に自社の商品が他社のそれよりも商品力
が劣っていたとしても、顧客へのコミュニ
ケーションでカバー出来るという良い例だ
と思います。

私自身もB社担当の細やかさをこれからも
見習っていきたいと思います。



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