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お客様をせかさない、あおらない

こんにちは。

営業レター講師の渡部です。

師走に入って、何となく気ぜわしい感じがします。

寒さに負けずに、やり過ごしましょう。

*********************

<お客様をせかさない、あおらない>


以前のクロージング場面でのこと。

私:「他のお客様に押さえられてもアレですし、先ほど空いていた披露宴会場を仮押さえして
   おきましょうか?」

お客様:「う~ん、まだ検討段階なんでいいです。」

私:「無料で抑えられますし、まったくリスクはありませんよ」

お客様:「いえ、本当にいいですから・・・」

私:「・・・・・・」

  
私としては、一度来館されたお客様は、その日になんとか『仮予約』まで持っていきたい想いが強い。

それがあせりを呼び、お客様本位のトークではなく、営業マン本位の少し強引な誘導トークとなっていた。

現在はこうだ、

私:「お客様がもしご希望でしたら、無料で先ほどの会場を仮に押さえておくことができますし、もちろん電話一本でキャンセルもできますが、どうされますか?」

お客様:「そうですか。でもまぁ、親とも相談してからにしたいので・・・」

私:「分かりました。まぁ、頭の片隅にでも無料仮押さえの件を覚えておいてください」

でトーク終了です。

なんとも執着心のない、淡白なセールスだと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
が、セールスって実はここから第2ステージが始まるんです。

このあと、<感謝ハガキ>、<ご利用カップル様の喜びの声特集>、<婚礼特別レポート>、などの『営業レター』をスケジュールを組んで、段階的に郵送してまいります。

するとどうなるか?

後日かかってくるんです。電話が。仮予約をご希望されるお電話が♪
初回の接客場面では売り込みくささを極力無くし、できるだけお客様の『ご要望』を引き出すのに注力します。

そうしておいて、後日『役に立つ情報』を郵便という方法でお客様にお届けする。

あとは勝手にお客様がいろいろ検討されて、電話をかけてきてくださるというわけです。

しかも、値引き要求や無理を言われることはほとんどありません。

私はこの方法に気づき、実施しはじめてから、本当に婚礼営業が楽しく感じています。

(※もし、この方法に興味がある方は、よかったらコメントにでもご質問ください。)

私は、新規来館接客後の『営業レター』を使った追客フォローセールスを取り入れてから、

初回クロージング時にお客様を追い詰めるような『愚行』はほとんど無くなりました。

後日、自分の『営業レター』が自分の替わりにフォロー活動を効果的にしてくれることを

知っているため、安心してその場では、見込客様を放して差し上げることができるのです。

また、その安心感からくる余裕のようなものが、目の前のお客様に与える雰囲気にも好影響

を与えていると思います。

今となっては、昔のような『執着セールス』はあまりやらなくなってしまいました。

なんか、そのほうが結果もいいもんですから。

みなさんにも、ぜひお勧めです。



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2018年12月03日
コメント
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