おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
今日は文化の日ですね。
子供の頃からイマイチぴんとこない祝日です。
せっかくなので文化らしい事をやってみます。
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<値引きの功罪>
最近は身の周りの商品の値上がりが凄い。
明らかに賃金の上昇が追い付いていない感じ。
一方で幸か不幸かブライダル業界では、
“値引”と言うものが以前から頻繁に起こる。
会場側から施策として値引くこともあれば、
商談途中で先方からの要望ですることもある。
だが気をつけて貰いたいことが1点ある。
受注する為と言う点で値引きは非常に効果が
あるが、一方で副作用があるのだ。
①まず会社の収益力がその分低下する
②結局そのしわ寄せが何かにいってしまう
③従業員が安易にその手法に染まってしまう
(本来の意味での営業力が身につかない)
④お客様が元々の定価に対して不信感を持つ
特に③と④は非常に重要。
企業が期間などを区切ったキャンペーンで、
値引を実施するのは悪くない手法だと思う。
だが個別の商談での安易な値引きは頂けない。
お客様も値引き要求に対して営業が応え兼ねた
としても、それで不快になるとは思えない。
逆に値引きかねる理由をきちんと伝えることに
よって商品やサービスの価値が高まり、信頼と
満足度がアップすることさえあります。
値引きと言う手法はよくよく考えて
繰り出していきましょう。