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クロージング不要の接客 (#1726)~婚礼営業マン日記~

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

今朝は久しぶりの早朝勉強会の日です。

午後は四国中央市へ移動して企業研修へ登壇。

“分かり易く”を心掛けてお伝えしてきます。

*********************

<クロージング不要の接客>


~お客様との折衝場面~


両家で婚礼料理の試食会にお越しいただいた。

担当は部下のBさんだった。


来館時、先方はこうおっしゃっていた。

お客様:

『料理内容でお宅でやるかどうか検討します』


~食事直後の会話~

お客様:

『美味しかった。失礼ですが、巷の噂ではイマ

 イチと聞いていが非常に美味しかったです』

Bさん:

『それはありがとうございます。それでは

 サロンでご試食のご清算をお願いします』


 ~サロンで精算の後~

Bさん:

『それでは、お召し上がりいただいた料理の

 中でどのメニューになさいますか?』

お客様:

『では、一番高いのでお願いします』

Bさん:

『承知しました。ところで、

 お日取りはいつ頃をお考えですか?』

お客様:

『来年の〇月〇日です。』

Bさん:(空き状況を確認してから)

『はい。会場はご用意できます。

 ではこちらのお申込書のほうに…』


無駄のない会話なのがお分かりだろうか?


お客様の最重要項目は『料理』。


ここでは試食でクリア出来たと分かった段階で

躊躇なく“あたかも成約が決まったかのような

前提”で話をしていくのがポイント。


売れない担当はここで余計な説明をしたり、

決断のためのすべき質問をしなかったりする。


局面によっては、成約が当たり前のこととして

、その後の展開を進めてみましょう。




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