おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
巨人が首位の横浜に2連勝。
ここにきて坂本選手も完全復調の気配です。
さぁ、巻き返していきたいですね。
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<武器と弱点>
~高校時代の部活仲間の話~
3~4年に1度位の割合で同級会を開いてる。
10人位集まって3次会まで飲むパターン。
話は多岐に渡るが、必ず話題に出てくるのが
高校時代のハンドボールの話。
『あの試合のあの場面はどうだったか』
『あの時は〇〇君のプレーのおかげで勝てた』
『俺にもう少し力があれば負けなかったのに』
などと、延々とプレーの思い出話に花が咲く。
不思議なのは毎回同じやらかし話が登場し、
毎回の如く同じタイミングで盛り上がる。
≪まったく、変わらない連中やなぁ…≫
今、彼らのプレースタイルを思い起こすと
みんなそれぞれに特徴があった気がする。
そう、いわゆる武器(持ち味)と弱点が。
例えば、
A君の武器は高い打点からの強烈なシュートと
鉄壁の守備。弱点は攻める際のスピード不足。
B君の武器は敵を翻弄するテクニカルな動き。
弱点はその一方でよく反則を犯してしまう。
ゴールキーパーのC君の武器はここぞという時
必ず敵の物凄いシュートを止めてくれる。が、
他愛もない簡単なシュートに案外もろかった。
さて、ちなみに私はといえば
武器はスピードあるフェイントとジャンプ力。
1対1の場面で敵を一瞬にして抜き去るのは
得意だったが、その後がいただけない。
打つシュートスピードが遅く威力不足だった。
何度敵のキーパーにキャッチをされたことか。
ハンドボールをやった人間なら分かるだろう
が、これは相当屈辱的なことなのだ。
だが、このチームは県内でも案外と強かった。
(最後の大会は県内4位)
高校時代は分からなかったが、今なら分かる。
≪ひとり一人があれで良かったんだな≫と。
“不完全で弱い個の集まり”だったからこそ
補い合え、頼り合え、文句を言い合えた。
弱点は弱点のままでいいとあえて言いたい。
各人の持ち味で戦いに参加すればよいと。
これは、仕事にも言えるような気がします。
本来はそれぞれの武器(持ち味)で、
この社会に参加すれば良いのだと思います。