おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
今朝は新年度一発目の勉強会。
フレッシュな気持ちでのぞみたいですね。
*********************
<値引きという禁断の売り方>
知人の営業マンにタイプの異なる2人がいる。
1人は限りなく定価で売る営業マン。
一方は何かにつけて値引きして売る営業マン。
どちらも会社に貢献はしている。
だが、より利益を重ねているのは前者だ。
興味深いのは毎回のごとく、何年にも渡って
同じような売り方をしている点。
彼らはいちいち考えながら売ってはいない。
もはや売り方が習慣化されているのだ。
定価で売る前者は商品説明を丁寧に進め、
細やかな対応と誠実な人柄で売る。
後者はお客様がお得となるように値引きを
ポンポンいれて、さらにお願いして売る。
モノを売って会社に貢献するという点では
同じだが、決定的に違ってくることがある。
それは社内からの信頼度。
社内からはこう思われかねない。
≪彼は値引きでしか売れない人だから…≫
何を隠そう私自身が若い頃、このスタイルに
傾斜した時期があったので痛感している。
これをやって喜ぶのは、相手にしている
一部の顧客だけなのだ。
値引きという売り方は、
慎重に繰り出しましょう。