おはようございます。
営業レター講師の渡部です。
徐々に秋も深まり良い季節ですね。
近くにお寺があるのですが、夕暮れの
鐘の音にとても風情を感じてしまいます。
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<値引きの功罪>
幸か不幸かブライダル業界では
“お値引”と言うものが頻繁に起こる。
会場側から施策として割引する事もあれば、
商談途中でお客様からの要望の場合もある。
目の前の案件を受注する為という観点では、
“値引き”は確かに効果がある。
だが一方で、その副作用には気をつけて欲しい。
①まず会社の収益がその分低下する
②結局そのしわ寄せが何かにいってしまう。
③営業マンが安易にその手法に染まってしまう
(本来の営業力が損なわれる)
④お客様が“元々の定価”に対して不信感を持つ
特に④は非常に重要なことである。
企業が期間などを区切ったキャンペーンで
値引くのは悪くない手法だとは思う。
が個別の商談での安易な値引きは賛同できない。
お客様の方も値引き要求に対して、担当者が応え
兼ねたとしても悪い感情を発するとも思えない。
逆に、値引き出来ない理由をきちんと誠実に
伝えたほうが信頼を得る場合さえある。
それにより商品やサービスの価値が高まり、結果
先方の満足度がアップすることに繫がるのです。
“値引の手法”は使いどころをよく考えましょう。