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トークにマイナス体験を交える(664) ~婚礼営業マン日記~

おはようございます。
営業レター講師の渡部です。

昨日は松山で人気のラーメン店へ
行ってきました。

ウワサにたがわぬ味で大満足です。

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<トークにマイナス体験を交える>

私たちの過去の失敗談は、時として“貴重
なネタ”
になるのをご存じだろうか?

例えば、私は講師として講演で「営業レタ
ーでの成功体験話」を中心に展開する。

内容がどうしても“営業レターの利点”
まつわるエピソードが多くなっていく。

そうすると聴講者によっては、別の反応を
する人がでてくる。

その場合こんな感想を途中に持ち始める。

≪オイオイ、良いことばかり言ってるけど
 なんかマユツバな感じだなぁ~≫

≪成功体験ばかり喋ってるが本当かな?≫


などと、相反する感情を持ち始めるのだ。

講師の私としてはやりにくい雰囲気。

ただしこのこと自体は自然なこと。

人間は「良いことばかり」列挙されると、
逆の「良くないこと」を探して均衡を
保とうとする習性がある
という。

突然自宅を訪ねてきた営業マンが、じょ
う舌に語る姿に徐々にうさん臭さを感じて
しまった経験のある人もいるだろう?

あれと一緒のこと。

そのことに気がついた私は、「営業レター
の取り扱い上の欠点」や「失敗談」を
適度に交える内容
へと修正した。

結果、聞き手の興味があきらかに増した。

このことは商談場面でも同じこと。

売り手側の私たちは、ついつい「商品の
利点や素晴らしさ」だけを話がち。

が、本来はセットで“商品の欠点や過去の
利用者の失敗例”も補足するほうがいい。

そのほうが信憑性が増し、聞き手は
いっそう興味を掻き立てられます。

接客や商談時には、あえて
“トークにマイナス体験を交える”
ことも効果的な手法なのです。



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