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記憶力よりも記録力が自分を助けてくれる(648) ~婚礼営業マン日記~

おはようございます。
営業レター講師の渡部です。

巨人が順調に貯金を増やせています。

全国の巨党の皆様におかれましては
心地良い秋を満喫できそうですね。

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<記憶力よりも記録力が自分を助けてくれる>

誰でも「記憶力」は重要だと思っている。

特に日本の受験事情では、暗記のレベルが
即合否に関係してくるほど重視されてる。

では「記録力」の言葉はご存じだろうか?

文字通り、目の前であった事、聞いた事を
正確に記録していく能力。

学生時代にこれを言われることは無い。

がビジネスでは、とりわけ婚礼プランナー
にとっては非常に大切な能力となるのだ。

ご新郎新婦と打合せをしていると、さまざ
まな方向へ話が展開するのが普通。

一見何気ない会話のようでも、プランナー
はそんな時でも留意しなければならない。

例えば、一番初期の打合せ時に次のような
会話があったとする。

ご新婦:
『挙式終了後に、テラスで何か心に残る
 セレモニーをやってみたいわ』

私:
『例えばどんな内容のものですか?』

ご新婦:
『う~ん。今は思いつかないけど、あまり
 他の人が過去にやってない事がいいな』

ご新郎:
『あ、だったら僕もその時サプライスで何
 か笑いをとることをやってみたいな~』

私:
『ゲストと共に何か楽しめるワンシーンを
 考えていくのは今後楽しみですね』


成約が決まった直後の、カップル様と担当
者の何気ない会話である。

しかし、ここで取る行為によって
2種類のプランナーに分かれる。

この会話のポイントを記録する担当者と、
記録せず記憶に頼ろうとする担当者に。

記録せずに記憶しようとだけする担当者は
、忘れてしまう可能性が高くなる。

今後の打合せで、検討項目や決めなければ
ならない項目が、それこそ50も100も
でてくる。

そうすると、とてもではないが当初のこの
お二人の言葉など、どうしても記憶が薄れ
てしまっても不思議ではない。

担当者だけでなく、お二人自身も忘れてし
まうことも少なくない。

結局、あやふやにしたまま当日の挙式を
迎えてしまうリスクに直面してしまう。

これを避けるためにも記録することが重要
になってくるのだ。

打合せシートに、お客様のどんな些細な
要望でも書き留める癖をつけたい。

それをしておけば、後で読み返して
整理しておくことができる。

打合せのしかるべき場面で、確認し忘れる
というミスを防ぐことができるのだ。

結局、記憶力よりも記録力が自らを
助けてくれる
場面が頻繁に起こる。

私自身が何度も犯してしまったミスから、
自然とやり始めた防止策でもあります。

学生時代は「記憶力」こそが重要。

ですが、社会人は「記憶力」と「記録力」
の両方が必要になってくるのです。



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