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二種類のクレーム対応術(519)

おはようございます。

営業レター講師の渡部です。

昨日、回転寿司屋へテイクアウトを

受け取りに行ったら、夕方の店内は

数人の客しか利用してませんでした。

これでは、寿司は回転しても

お店の回転資金のほうが心配ですね。

******************
<二種類のクレーム対応術>

ホテルマン時代には、何度お客様からの
クレームに向き合ってきただろうか。

営業マンとして、フロントマンとして、
婚礼プランナーとして、そして部署の
責任者として。

自分のミスもあれば部下のミスもある。

若い頃はミスやクレームが発生すると、
こんなマイナス思考ばかりだった。

≪なんて自分は情けないんだ~≫

≪これは俺の責任じゃないんだけどな≫

≪あのお客の言い分が絶対におかしい≫


などと、とっさに責任転嫁を考えようと
する自分がいた。

ミスやクレームといった苦しい展開に正
面から立ち向かう勇気も気概も持ち合わ
せていなかったのだ。

これではいけない。

私は社内の上司や先輩のクレーム対応を
よく観察するようにしてみた。

するとあることに気がついた。

クレーム対応に長けた上司は、まず最初
にしっかりとお客様の話を聞いている。

さらに、決してはその言葉を直接否定を
せず、まずは”ご気分を損なわせたこと”
そのものに対してお詫びしている。

そうすると見事にお客様の興奮が徐々に
収まってきていた。

いっぽう、対応がお世辞にも上手とは言
えない上司もいた。

その上司は、お客様の言い分に対して会
社側の論理で説得しようとしている。

当然両者がヒートアップし、殺伐とした
雰囲気になっていた。

その後、私がどちらの上司の「クレーム
対応術」
を真似ていったのかは明らか。

お客様からのクレームが発生した場合、
お怒りの内容も非常に大事です。

が、まずは不快な思いに至らせてしまった
事実そのものにお詫びする気持ち
を持て
ば、必ず終息していきます。

ぜひその心持ちで事に当たりましょう。



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